気まぐれWalker1.5

2006年よりYahoo!ブログを続けてきました。2019年でブログ終了ということで、引っ越してまいりました。宜しくお願いします。

「劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2018年)

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事故現場などで救急医療を担う“ドクターヘリ”とそこに乗り込むフライトドクターをテーマに描いたフジテレビの大ヒット・ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズ初の劇場版となるヒューマン・サスペンス。成田空港と東京湾・海ほたるで発生した未曾有の連続大事故に立ち向かう主人公たちの活躍を、シリーズ史上最大のスケールで描き出す。主演は引き続き山下智久新垣結衣戸田恵梨香比嘉愛未浅利陽介。監督はTV版も手がけた西浦正記。本作が映画初監督作となる。

 

地下鉄トンネル崩落事故から3ヵ月。フライトドクターの藍沢をはじめフェロー時代から10年間を一緒に過ごしてきた5人の仲間たちには、別れをも意味する旅立ちの時が迫っていた。そんな中、彼らのもとに飛び込んできた出勤要請。それは、成田空港と東京湾・海ほたるという“空”と“海”を舞台に立て続けに発生した未曾有の連続大事故だった。ただちに後輩フェローたちとともにドクターヘリで現場へと急行する白石たちは、誰かが既にトリアージしてることに気づく。そこにはトロントでの視察を終え、一時帰国した藍沢がいた。

 

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フジテレビのヒットドラマ「コード・ブルー」、主演 山Pや新垣結衣の人気もさることながら、Mr.Childrenの主題歌『HANABI』も良いのよね♪ 終盤、クライマックスになると、あのイントロが流れてくる…♬ “決して捕まえることの出来ない、花火のような光だとしたって、もう一回 もう一回…” これほどまでに歌と映像がリンクしたドラマはなかなか無いよね。ただ、じゃあドラマと何が違うのか?と言われると、何も違わないのはどうしようもない? けど、2時間だから二話分の濃い内容にはなっています。

 

成田空港、アクアライン・海ほたる、冴島と藤川の結婚式、藍沢のカナダ・トロント留学、緋山の周産期母子医療センターへの赴任、2時間だけにもう内容は盛り沢山! その分、感動の押し売りが凄い…。でもフジテレビとしては必死でしょう。「踊る大捜査線」は織田裕二がもうやらないだろうし、「海猿」は原作者とのトラブル。「HERO」はキムタク次第で、「ガリレオ」ももう原作が無い。あとは「コンフィデンスマンJP」くらいか!? この「コードブルー」も山Pはもうやらないだろうな…。

 

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「劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2018年)
監督 西浦正記
製作 石原 隆、藤島ジュリーK、本間 憲、市川 南
脚本 安達奈緒子
撮影 安藝孝仁
編集 柳沢竜也
音楽 Mr.Children 『HANABI
出演 山下智久 (藍沢耕作)
   新垣結衣 (白石 恵)
   戸田恵梨香(緋山美帆子)
   比嘉愛未 (冴島はるか)
   浅利陽介 (藤川一男)
   有岡大貴 (名取颯馬)
   成田 凌 (灰谷俊平)
   新木優子 (横峯あかり)
   馬場ふみか(雪村双葉)
   かたせ梨乃(雪村沙代)
   椎名桔平 (橘 啓輔)

 

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「ヘラクレス」(2014年)

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スコーピオン・キング」「G.I.ジョー バック2リベンジ」「ワイルド・スピード EURO MISSION」の“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンを主演に迎え、ギリシャ神話最大の英雄ヘラクレスの物語を、迫力の3D映像とともに壮大なスケールで描くスペクタクル・アドベンチャー。共演はイアン・マクシェーンルーファス・シーウェルジョセフ・ファインズジョン・ハート。監督は「ラッシュアワー」シリーズのブレット・ラトナー

 

全能の神ゼウスと人間との間に生まれた半神の英雄ヘラクレス。恐るべき魔物たちを相手に12の難業を成し遂げ、生ける伝説となった彼は、いまは予言者アムピアラオスや戦略家アウトリュコスら5人の傭兵仲間を率いて幾多の戦場を渡り歩く日々。そんなある日、トラキアの王女ユージニアから、父コテュス王に反旗を翻した凶悪なレーソス率いる反乱軍から国を守ってほしいと頼まれる。高額な報酬と引き換えにこれを引き受けたヘラクレスは、寄せ集めの兵士たちを鍛え上げ、レーソス軍の襲撃に備えるが…。

 

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この夏、結構観ている神話もの映画。“ソード&サンダル”っていうらしいのよね。アレクサンダーやアキレス、ペルセウス…。そして「ヘラクレス」ですよ! 全知全能の天空神ゼウスの息子、ギリシャ神話では半神半人の英雄とされています。それを演じるのがムキムキ・マッチョの元プロレスラー、ドウェイン・ジョンソンですから、まさに適役です♪ この映画では、実は彼は100%人間の傭兵で、語り継がれた神話の部分は全て作り話だということになっています。

 

それで、どちらかというと「七人の侍」や「荒野の七人」ばりに、トラキアの市民たちを鍛え上げて、立派な軍隊を組織するという展開。でも、肝心の雇い主が悪い奴でね。ここまで書くと、結構なB級映画かと思いきや、キャスティングは意外に豪華! イアン・マクシェーンルーファス・シーウェルジョセフ・ファインズジョン・ハート。何故か? イギリスの演技派性格俳優がドウェイン・ヘラクレスの脇を固めています。そのアンバランスさも、この映画の魅力なのかな…(^_-)-☆

 

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ヘラクレス」(2014年)
監督 ブレット・ラトナー
製作 ボー・フリン、バリー・レヴィン、ブレット・ラトナー
原作 スティーヴ・ムーア
脚本 ライアン・J・コンダル、エヴァン・スピリオトポロウス
撮影 ダンテ・スピノッティ
編集 マーク・ヘルフリッチ、ジュリア・ウォン
音楽 フェルナンド・ベラスケス
出演 ドウェイン・ジョンソン    (ヘラクレス
   イアン・マクシェーン     (アムピアラオス
   ルーファス・シーウェル    (アトリュスコス)
   レベッカ・ファーガソン    (ユージニア)
   アクセル・ヘニー       (テュデウス
   イングリッド・ボルゾ・ベルダル(アタランテ)
   リース・リッチー       (イオラオス
   ジョセフ・ファインズ     (エウリュステウス王)
   ジョン・ハート        (コティス王) 

 

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「エイリアン:コヴェナント」(2017年)

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リドリー・スコット監督による「プロメテウス」の続編にして、79年製作のSF映画の金字塔「エイリアン」へと繋がるSFホラー。地球を後にした宇宙船コヴェナント号のクルーたちを待ち受ける驚愕の運命とエイリアン誕生の秘密を描き出す。主演はキャサリン・ウォーターストンマイケル・ファスベンダー、共演にビリー・クラダップ、ダニー・マクブライド、デミアン・ビチル

人類初の大規模移住計画により、新たな植民地となる惑星オリガエ6を目指して2000人の入植者とともに地球を旅立った宇宙船コヴェナント号。船の管理は最新型アンドロイドのウォルターによって行われていた。ところが突然のアクシデントで、船長を含む数十人が命を落としてしまう。そしてその直後、コヴェナント号は謎の電波を受信する。急遽、船長代理となったオラムは、亡くなった船長の妻で科学者のダニエルズの反対を押し切り、進路を変更して電波の発信元である惑星へと向かう。ダニエルズ、オラム、ウォルターらが調査隊として探索をしたところ、本来の目的地よりも遥かに地球の環境に近いことが分かってくる。ところが、そんな調査隊を、思いも寄らぬ事態が襲う。窮地に陥った一行の前に、かつてプロメテウス号に搭乗していた旧型アンドロイド、デヴィッドが姿を現わすのだったが…。

 

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2012年の「プロメテウス」に続くエイリアン新シリーズの第2作。前作の最後でついに正体を現したエイリアン…でも、人類というか寄生先の生命体が無いため、ずっとある罠をしかけてカモをおびき出す作戦に出る。そこにまんまとおびき寄せられたのがコヴェナント号。しかもおあつらえ向きに入植者2000人が乗船していたのだ。エイリアンにとっては喉から手が出るほど欲しい寄生体で何としてでもそれを手に入れる必要があった。それにしても、この新シリーズは哲学的ですね。今回のオープニングはアンドロイドの創造主ウェイランドと、その息子デヴィッドの対話から始まります。アンドロイドのデヴィッドはウェイランドが造った。では、ウェイランド(人類)は誰が造った!?

 

しかし、この世界観が素晴らしいです♪ 単なるホラー映画にとどまらず、人類の起源にまで踏み込むんだから奥が深いです。ただ、あの広大な人類移住計画を、宇宙船クルーの突然の思い付きですべてを台無しにするのは現実的じゃないな。あと7年の冷凍休眠で済むんだったら計画通りオリガエ6に行けば良かったのに…。「パッセンジャー」では移住先まで120年眠りにつかなきゃならなかったので、7年なら短いもんじゃない! しかも、クルーたちは自分が助かることばかりで、病原因のエイリアンを母船に乗せよう、乗せようとしているようにしか見えない。まあ、それがデヴィッドの狙いだったから、まさに術中にハマったということでしょう。ラスト、デヴィッドが胚を保存器に入れるところは背筋が凍りますよ(>_<)

 

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エイリアン:コヴェナント」(2017年)
監督 リドリー・スコット
製作 リドリー・スコット、マーク・ハッファム、マイケル・シェイファー
原案 ジャック・パグレンマイケル・グリーン
脚本 ジョン・ローガン、ダンテ・ハーパー
撮影 ダリウス・ウォルスキー
編集 ピエトロ・スカリア
音楽 ジェド・カーゼル
出演 マイケル・ファスベンダー   (デヴィッド/ウォルター)
   キャサリン・ウォーターストン (ジャネット・ダニエルズ)
   ビリー・クラダップ      (クリス・オラム)
   ダニー・マクブライド     (テネシー・ファリス)
   デミアン・ビチル       (ロープ軍曹)
   カーメイン・イジョゴ     (カリン・オラム)
   エイミー・サイメイッツ    (マギー・ファリス)
   ノオミ・ラパス        (エリザベス・ショウ)
   ガイ・ピアース        (ピーター・ウェイランド)

 

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「祈りの幕が下りる時」(2017年)

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日本橋署に異動してきた新参者の刑事・加賀恭一郎の活躍
を描く東野圭吾原作阿部寛主演の“新参者”シリーズの劇
場版第2弾にして“新参者”シリーズとして完結編となる
ミステリー・ドラマ。同じ頃に発生した2つの殺人事件の
捜査に乗り出した主人公・加賀恭一郎が事件の真相に迫る
中で自らの過去とも向き合ていくさまを描く共演は溝
端淳平、中麗奈、山崎努 に加え、松嶋菜々子伊藤蘭
キムラ緑子、烏丸せつこ小日向文世。監督は 福澤克雄
 
ある日、東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が
発見される。被害者は滋賀県在住の押谷道子で、現場アパ
ートの住人・越川睦夫は行方不明となっていた。松宮脩平
警視庁捜査一課の刑事たちが捜査を進める中、捜査線上
に 舞台演出家の浅居博美が 浮上する。そんな折…越川の部
屋から、日本橋を囲む 12の橋の名が書き込まれたカレンダ
ーが発見されると、それを知った加賀恭一郎は激しく動揺す
る。同じメモが、かつて加賀と父を捨てて蒸発した母・百合
子の遺品の中にもあったのだった…。
 
 
テレビの連続ドラマ、スペシャルドラマ…そして 映画と、
5回映像化されている 東野圭吾さんの加賀恭一郎の“新参
者”シリーズ。ついに 今回で完結編となります。これまで
は恭一郎と父親・隆正との関係が物語の横糸となっていま
したが、ついに本作では、恭一郎の母親で隆正の分かれた
妻・田島百合子が登場します 何故 隆正と別れたのか
どうして恭一郎を置いて家を出たのか 2つの殺人事件
を契機に 恭一郎と隆正、百合子の親子、夫婦、家族関係
が全て明らかになっていきます。
 
人気作家である東野圭吾さんの作品では 湯川学の“ガリ
オ”シリーズもありますが、個人的には こちらの方が好き
すね。下町の人情味溢れる、まさに“大岡裁き”の恭一郎
すべて理詰めで推理するガリレオでは、人間味が違いま
す。2つの家族を巡る壮大なドラマが描かれるこの作品で、
唯一気になったのは、松本清張の『砂の器』にちょっと似
ている点ですが、日本の推理小説史上稀代の名作へのオマ
ージュ。それだけ 原作者も相当力が入った ということで
しょう。今後 阿部寛の加賀恭一郎役が見られないのは 残
念ですね
 
 
監督 福澤克雄
製作 伊與田英徳、藤井和史、川嶋龍太郎、露崎裕之
脚本 李 正美
撮影 須田昌弘
編集 朝原正志
音楽 JUJU 『東京』
出演 阿部 寛 (加賀恭一郎)
   松嶋菜々子(浅居博美)
   溝端淳平 (松宮脩平)
   田中麗奈 (金森登紀子)
   キムラ緑子(浅居厚子)
   烏丸せつこ(宮本康代)
   及川光博 (苗村誠三)
   飯豊まりえ(浅居博美:20歳)
   小日向文世(浅居忠雄)
   伊藤 蘭  (田島百合子)
   山崎 努 (加賀隆正)
 
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「アトミック・ブロンド」(2017年)

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「モンスター」「イーオンフラックス」「スノーホワイト」の
シャーリーズ・セロンが、美しき最強女スパイを演じるサスペ
ンス・アクション。 壁崩壊直前の東西ベルリンを舞台に 極秘ミ
ッションに臨むヒロインが、次々と現われる刺客相手に壮絶な
戦闘アクシンを繰り広げるさまをリアルかつ スタイリッシュ
に描き出す。共演はジェームズ・マカヴォイ、ジョン・グッド
マン、トビー・ジョーンズ。監督はスタント畑出身で、注目の
アクション演出のスペシャリスト、デヴィッド・リーチ

 

冷戦末期の1989年。英国秘密情報部“MI6”の凄腕エージェン
トローレン・ブロートンは何者かに奪われた極秘リストの奪還
と 二重スパイ“サッチェル”の正体を突き止めよという密命を帯
びベルリンに降り立つ。早速現地で活動するスパイのデヴィッ
・パーシヴァルと合流するが彼女の行動は敵側に筒抜けとな
っていた。誰が敵か味方かまるで分からない状況の中、次々と
襲いかかる殺し屋たちを強靱な肉体と圧倒的戦闘スキルでなぎ
倒していくローレンだったが…。
 
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主人公が美貌を兼ね備えた凄腕女スパイ。そして、共演はジ
ェームズ・マカヴォイとくれば、どうしてもアンジェリーナ・
ジョリーの「ウォンテッド」を彷彿とさせますが裏切りに
ぐ裏切りで、二重スパイ、三重スパイが 当たり前 と いう
展開は同じアジー作品でも「ソルト」の方がより近いかも
しれない。まあ美女とアクションは似合います。ただ、内容
としては最初のうちは誰が誰やらさっぱり分からないのがち
ょっと辛い。それもそのはず MI6、CIA、KGB、DGSE、シ
ュタージが入り乱れる。
 
MI6は、ジェームズ・ボンドも所属している英国の諜報機関
CIAはアメリカ、 KGB旧ソ連、 DGSEはフランス、 シュター
旧東ドイツの秘密警察です。 誰がどこの所属なのか
織から独立してフリーのようなスパイもいてなかなか整理が
つきません…。まあ、でも私個人的には好きなジャンルです。
さらに良いのは、劇中で使われている音楽  1980年代流行
していた曲は本当に懐かしい   ネーナの『99 Luftballons』、
ザ・クラッシュ『London Calling』、ピーター・シーリング
『Major Tom』、クイーン&D.ボウイ『Under Pressure』は
特に秀逸
 
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製作 エリック・ギター、ピーター・シュウェリン、シャーリーズ・セロン
原作 アントニー・ジョンストン、サム・ハート
脚本 ジョナサン・セラ
編集 エリザベット・ロナルズドッティル
出演 シャーリーズ・セロン   (ロレーン・ブロートン/MI6)
   ジェームズ・マカヴォイ  (デヴィッド・パーシヴァル/MI6)
   トビー・ジョーンズ    (エリック・グレイ/MI6)  
   ジェームズ・フォークナー (C/MI6)
   ティル・シュヴァイガー  (時計屋/MI6)
   エディ・マーサン     (スパイグラス/元シュタージ)
   ソフィア・ブテラ     (デルフィーヌ・ラサール/DGSE)
   ヨハンネス・ヨハネッソ  (ユーリ・バクスティン/KGB
   ローランド・ムーラー   (アレクサンドル・ブレモヴィッチ/KGB
   ジョン・グッドマン    (エメット・カーツフェルド/CIA)
 
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